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■第1回全国視覚障害者ゴルフ大会

『中島常幸プロも駆けつけ、盛大に行われる』

全体写真

平成9年12月1日(月)に開催されたVIG主催第1回全国視覚障害者ゴルフ大会は福島県いわき市勿来の五浦庭園カントリークラブにて、全国13都府県40名の盲人ゴルファーとそのゴルフパートナー、そしてスタッフ、競技役員など、総勢110名ほどにより盛大に開催されました。

大会前日の午後3時には、全国各地から盲人ゴルファーとそのボランティアがゴルフ場に到着し、翌日の試合に備えて各自練習場で練習を行いました。大会前夜はゴルフ場近くの国民宿舎勿来の関荘に宿泊。ミーティングのあと、一同に会したVIG会員による楽しい親睦パーティーが開かれました。このパーティーでの楽しみは、参加されたみなさんに買っていただいたクジの抽選会。豪華な宿泊券からゴルフボールまで、用意されたさまざまな賞品。運のいい人は両手に抱えきれない賞品を手にされてました。

パーティーのあとも、各部屋ではそれぞれの会員が酒をくみ交わし、だんらんの輪が夜遅くまで続いていました。役員の部屋では各地の世話役のみなさんが集まり、それぞれの地域での盲人ゴルフ活動の紹介など、うちとけた雰囲気の中で意見交換が行われました。その中で、盲人ゴルフが身障国体(身体障害者スポーツ大会)やパラリンピックの正式種目として採用されるように盛り上げていこうということで意見が一致しました。

さて、大会当日。大会会場の五浦庭園カントリークラブは、盲人ゴルファーにも歩きやすい、フラットでフェアウェイも広いコースです。また、クラブハウスの豪華さには目をみはるものがあります。

クラブハウスのロビーで記念撮影と開会式が行われ、清水会長の「楽しく今日一日をみなさん過ごしてください。」というあいさつで、いよいよ全国大会の始まりです。

今大会では、地元の7つのライオンズクラブのみなさんにたいへんお世話になり、大会当日も各組につく審判員からパーティーの細かい準備、進行までお手伝いいただきました。

12月とはいえ、セーターなしでもプレーができる天候にめぐまれた中、18ホールの部に29名、9ホールの部に11名の選手がエントリー。B1、B2、B3の視覚ハンデを考慮した新ペリアによる競技を行いました。

スムーズな競技進行のため、3名の選手とそれぞれのゴルフパートナー、それに審判員でラウンド。それぞれハーフ2時間30分ほどでプレーを終えました。

大会のあとに開かれた表彰式と親睦パーティーでは、全国大会実施にあたり、ゴルフ場の世話や、優勝者へのトロフィー“中島常幸メモリアルVIGカップ”の寄贈をしていただいた中島プロもかけつけてくださいました。

中島プロは、成績集計に手間取っている間に自ら壇上にのぼり、ゴルフについての質問コーナーを設けてくださいました。クラブ選びに関する質問には「女房を見つけるより、自分に合ったクラブを選ぶのは難しい」などと会場の人を笑わせるなど、中島プロの暖かい心づかいには、参加者全員感激しておりました。

プロを囲んで

新ペリアによる成績は、18ホールの部が志賀功選手(静岡県)、9ホールの部が葛貫重治選手(埼玉県)が優勝しました。

1回全国視覚障害者ゴルフ大会成績
   18ホールの部   9ホールの部
1位 志賀 功     葛貫重治
2位 三苫信彦     上野利子
3位 久住 武     益本澄子
4位 中西由夫     嶋津良範
5位 小野塚秀一    橋本正彦

■ゴルフパートナー養成講習会

11名が参加して実施される』

昨年(平成9年)7月から11月にかけて、5回にわたって行われたゴルフパートナー養成講習会は、盲人ゴルフの専門ボランティアの養成を目的として、VIGとして初めて実施しました。

この講習会では、盲人ゴルフのパートナーとして知っておいていただきたい、コースやクラブハウス内での視覚障害者の誘導方法から、実際に接する際の心づかい、視覚障害者による見え方の違いなどの一般的な知識から、身につけてほしいマナー・エチケット、練習場やゴルフコースでのスイングの介助の方法までを、専門講師の方々によって講義と実技指導をしていただきました。講義内容と講師の方は次の通りです。

第1回(7月12日)
 盲人誘導法とシミュレーション(御旅屋 肇先生)
第2回(9月13日)
 盲人に接する際の心づかい(日比野 清先生)
第3回(10月13日)
 楽しくゴルフをするためのマナーとエチケット(内藤 裕義先生)
第4回(11月8日)
 盲人ゴルフの介助と方法(渡辺 和夫、渡部 功先生)
第5回(11月23日)
 盲人ゴルフゲームの進め方(花形真一先生)

なお、会場をご提供していただいた(株)ハイランドセンターおよびノーザンC錦が原ゴルフ場に感謝申し上げます。

■第5回盲導犬盲人ゴルフ大会開催

『本年9月28日に第6回を開催予定』

(財)日本盲導犬協会主催VIG共催の盲導犬育成支援盲人ゴルフ大会も今回で5回目を迎えました。わが国で年に一度の盲人ゴルフの祭典としてすでに定着したこの盲人ゴルフ大会も、年を増すごとに盲人の参加者が増え、昨年9月29日(月)に静岡県御殿場の富士平原GCで開催された第5回大会は、今までもっとも多い43名の盲人ゴルファーが参加しました。

この大会は、盲導犬育成の資金を集める目的で1993年より開催されていますが、27ホールある富士平原GCの18ホールを一般参加のチャリティーゴルフ大会として、残りの9ホールを2回まわる形で盲人ゴルフ大会が開催されています。

VIGハンデによる18ホールストロークプレーの部、9ホールストロークプレーの部、そしてゴルフを初めて体験する方にはパッティング大会など、ゴルフのレベルに合わせた各競技が行われました。また、鈴木弘一プロ、大町昭義プロ、宮瀬博文プロや若手女子プロも大会に多数参加され、盲人ゴルファーについてラウンドレッスンやレッスン会などでアドバイスをしていただきました。

なお本年も9月28日(月)に(財)日本盲導犬協会のご厚意により第6回を開催する予定になっております。

5回盲導犬盲人ゴルフ大会順位表
   18ホールの部   9ホールの部
1位 中西由夫     千木良賢二
2位 高松 操     後藤健司
3位 風間 隆     上野卓三

 


(C)1998 Visually Impaired Golfers of Japan, Manabu **Springwater** Shimizu
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