こころにそよ風


 

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コラム「こころにそよ風」

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■小さな公園での早朝練習 (2000/4/28)

昨年は、プロを目指して頑張っている岡本さんという好青年についてもらって練習をしていました。毎週火曜日は家を5時に出て、彼の住む町田に7時までに行きます。この火曜日というのは、私が町田の専門学校で教える日です。

7時から8時半までの1時間半。この時間は岡本さんもキャディとして働いているゴルフ場への出勤前の時間です。町田の駅からほど近い小さな公園が、私達の練習場です。

「伊藤さんは体が固いので、まずはストレッチから始めましょう」と、体を温めるためのランニングから、屈伸、前屈、足を伸ばしてだんだん高くまであげていくストレッチ、公園の鉄棒や柱などを使ってのいろいろな筋肉を伸ばすストレッチングなどを二人で行います。

初めは手が地面に届かなかった私も、半年を過ぎるころから手のひらが地面につくまでになりました。今まで寒くなると腰痛がでていたのですが、このストレッチのおかげで腰痛はなくなり、スイングもだんだんなめらかになっていきました。

「いままでの悪い癖を一つ一つ直していこう」という岡本さんの熱心な指導に私も応えたい、体を柔らかくしたい。こんな気持ちで、ストレッチは練習の時だけでなく、仕事の合間や、ホームで電車を待つときも柱を使っての胸の筋肉のストレッチ、前屈と・・・他の人が見たら、あの人何しているの?と思われていたかもしれません。しかしそこは盲人の強み。他の人の視線も気にならない訳です(^_^;)

火曜日の練習は球を打つわけではありません。ほとんどがストレッチと、岡本さんのクラブを借りてのスイング練習です。スムーズにクラブが振れること、ヘッドの重さを感じること。

以前は、練習場でただ球をたくさん打つことが練習と思っていた私の考え方を彼は変えてくれました。

 


(C)1998-2003 Visually Impaired Golfers of Japan, Michio Ito, Manabu **Springwater** Shimizu
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