VIG(日本視覚障害ゴルファーズ協会)でゴルフを楽しんでいる視覚障害者は、現在全国で130名です。しかし、そのほとんどが関東地域と関西地域に集まっています。
もっと様々な地域の視覚障害者にもゴルフを楽しんでほしい……こんな気持ちは私を含め、VIG会員皆がもっています。それは、見えなくてもゴルフの楽しみを知っているからなのです。しかし視覚障害者がゴルフをするのには、その手伝いをしてくれるボランティアも不可欠ですが、練習場やゴルフ場の理解がとても大切になります。
今まで盲人ゴルフ大会が開催されたのは、福島県、新潟県、栃木県、千葉県、東京都、神奈川県、静岡県、京都府、そして兵庫県です。ぜひとも本州から海を越えたい。この考えがVIGの役員の間に浮かんだのは2年前のことでした。ぜひ盲人ゴルフ普及の全国キャラバンをやりたい。これが九州熊本県でのゴルフ大会開催のきっかけでした。
私達が目指しているのは、いつか盲人ゴルフを障害者のオリンピックであるパラリンピックの正式種目にすることです。このためには、日本のどこでもゴルフをする視覚障害者がいて、それを受け入れてくれる練習場やゴルフ場が必要です。
ゴルフは、日本ではとてもポピュラーですが、世界的に見るとむしろゴルフはマイナーなスポーツです。例えば、サミットに集まる各国の代表のうち、ゴルフをするのはアメリカと日本のリーダーぐらいです。だから、ゴルフがオリンピックの種目にまだならないのも不思議ではないようです。