こころにそよ風


 

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コラム「こころにそよ風」

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■ゴルフはN・E・T(1) (2000/9/22)

私は、実はゴルフの練習が好きです。しかし、いつもいつも練習を見てくれる人がいるほど、私のゴルフ環境は恵まれていません。それでも最近は、快くついてくれるボランティアさんが見つかり、双方の都合にあわせて週2回は練習できるようになりました。ラウンドの機会も練習の回数も少ないので、チャンスがあれば、どんな早朝でも起きて練習に行きます。

以前このコラムで早朝練習のことを書きましたが、私は決してゴルフが上手ではなく、むしろ10年以上ゴルフをしているのに、いつも同じ間違いをしているため、スイングがよくなりません。目の見えない私が間違ったスイングをしているわけですから、まともに球に当たる確率は少なく、大叩きばかりしているわけです。

私が10年以上していたスイングの間違いとは、クラブを手と腕だけで振っていたことです。もともと体が硬いためか、腕の振りに頼りすぎていて、端から見ても肩から腕にかけて力が入っています。そのため、肩を回して楽にクラブを振るという感覚がなくなっていました。

そこで、公園での早朝練習のコラムでも書きましたが、まずは体を柔らかく動かすことの練習として、ストレッチから始めたのです。このストレッチによって、体が回らないことを補うために右肩が下がり、手だけでクラブを振ろうとするために起こるダフリや空振りといった悪癖はなくなってきました。しかし、まだまだ手と腕に力が入りすぎていることには変わりがないのです。

本当にまれにですが、手や腕の力が抜け、クラブヘッドの重さだけが肩から先に感じられ、体の周りを回っていく感じがすることがあります。その時は、自分でもこんな球が打てるのかと思うほど、すばらしいショットがでます。

プロにはよく、良い感じで打てたときの感覚を覚えるようにと言われますが、これはなかなかできないですね。また、良い感覚はすぐに忘れてしまうのに、長年つきあってきた悪癖はすぐ頭をもたげてくるのが困りものです。

 


(C)1998-2003 Visually Impaired Golfers of Japan, Michio Ito, Manabu **Springwater** Shimizu
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