VIGにボランティアとして来てくれる人は、やはりゴルフの好きな方が多いと思います。しかし、ただゴルフが好きというよりは、今までやってきたゴルフを、競技として自分が楽しむよりは、好きなゴルフをボランティアとして活かしたいとVIGに問い合わせをしてくださいます。
中には、一時はプロゴルファーを目指した方やレッスンプロの方、またアマチュアでもトップクラスでクラブ賞や月例杯などを競った方まで、そのゴルフ暦はさまざまです。
むしろ、今、ゴルフの上達やスコアアップに熱中している方は少ないようです。ある意味で競技ゴルフから卒業して、自分のゴルフをボランティアとして見つめてみようという「もう一つのゴルフ」を求めている方々のように思えるのです。
それはおそらく、ゴルフが目の見えない者でも楽しめるように、自分の競技や楽しみとしてだけでなく、ボランティアとして、また眼の代わりとして盲人ゴルファーと共にプレーすることもゴルフであるという、ゴルフの幅の広さと深さの由縁かもしれません。
「もう一つのゴルフ」の話をしてくれたボランティアさんが言った言葉に、盲人ゴルファーとパートナーが一心同体でプレーしている時には、互いに「してあげている、または、してもらっている」という関係ではプレーはできないと言われたことがとても印象的でした。